妹のお見舞い

 妹が8月下旬に「くも膜下出血」で倒れ、JA総合病院に救急車で運ばれ、2回の手術を行った。その後、10月下旬に西広島リハビリテーション病院に転院し、リハビリをおこなっている。
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 転院当初は、あまり思わしくなく、一進一退の状態だった。ここ2、3日急に、状態が良くなったので、下の妹夫婦と3人で見舞いに行った。
 26日13時過ぎ、妹は病室にはいなくて、リハビリ訓練の待機中で大型テレビの前に首をうなだれて、車椅子に座っていた。ヘッドギア、ミトンを着用し、鼻に管を通している。そこで、暫く間、話をした。喋る言葉は、聞き取り難いが、耳を欹てると判る。握手すると力強く握り返す。私を覚えていてくれた。「三人で来たの?」「そうや」。
 いきなり、妹は、職員さんに対し、「きゅうたすきゅうは?」と質問した。判り難かったが、担当の職員さんには判ったようで「18」と答えた。私「えー、18、18歳ではないでしょう」、職員さん「18歳ではない。うーん、18歳の倍36歳よりも少し若い。」と言ったら、妹は、声を出して大笑いした。全て判っている。
 子供の頃、卵ひとつでの卵ご飯、兄の私が黄身、妹が白身だったと言った。食い物の恨みは恐ろしい。
 そして、訓練室に入った。木琴を使っての音楽療法の訓練だった。訓練の様子を見せて貰った。
 木琴はバラバラにされていて、それぞれの木琴には、ド・レ・ミ・ファ・・・と文字が書かれている。その木琴の間隔は、近かったり、遠かったり、等間隔ではない。バチを右手に持って、先ずは、ド・レ・ミ・ファ・・・の音階の訓練。 次に童謡「チューリップ」の曲をド・レ・ミ・ド・レ・ミ・・・と叩く。一曲を叩いた。全て正確に叩いた訳ではないが、皆で拍手した。終わると私に叩くよう催促され、もう一度同じ曲を私が苦労しながら、木琴を叩き、妹がド・レ・ミ・ド・レ・ミ・・・と口ずさんだ。
 そして、次に「カエルの合唱」の曲をド・レ・ミ・ファ・・・と叩いた。この曲は音が大きく飛ぶので難しかったようだが、叩き終えた。昨日は、バチを両手で持っていたが、今日は、片手で持って叩いた。日々進化しているとか。頭では完全に理解しているが、口が、手が自由に動かない、もどかしさが伝わってきた。
 次に言語療法の訓練室に入った。その訓練は、見学できなかったので、病院を後にした。
 今は、心許ないが、リハビリが上手くいけば、ほぼ完全に回復する可能性を感じた。妹には、孫が4人いるがその孫たちに会うと最大の笑顔で迎え、孫と「ジャンケン」をしたり、「しりとり」をしたりするとか。家族に特に孫に会うことが最良の薬だと感じた。5歳のチコちゃん、いや志乃ちゃんよろしく頼むね。

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