はらみちを美術館

 鮎の里「高瀬の湯」の温泉に入ったついでに、君田(きみた)温泉「森の泉」の隣にある「はらみちを美術館」を見学した。
           (入場券とポストカード)
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 「はらみちを」は、昭和3年、脳性麻痺で産まれ、手足は動かない。右手の3本の指が辛うじて動き、その指で絵や書を描いている。彼は、神戸で産まれたが、10歳の時、彼の将来のことを思い、人一倍教育熱心だった父親が亡くなって、母親のふるさと、三次に帰っている。母親は、夫の意志を継ぎ、毎日、彼を背負って、小学校、中学校と通い、頭は普通の子と同じなのだからと普通の子と同じように学ばせた。母親は、自分が死んだ後も、彼が独り立ちできるように、甘えさせることなく、厳しく、色々と経験させ、学ばせている。その美術館には、彼が描いた絵画や詩が展示してある。入館料は300円。いろいろな賞を数多く受賞している。
 現在91歳、ご存命で、今でも精力的に制作活動をしておられる。彼の作品を観ると全ての絵が丁寧に、特に花の絵は、繊細で鮮やかに描かれており感動しました。彼の生い立ちを思い、ご両親の彼への思い、彼の不自由な指で描き上げた作品への思いを重ね合わせると、「孫が出来た。可愛い。」と、うつつを抜かしている自分が恥ずかしい気持ちになった。このような美術館があるなんて、初めて知った。思わぬ、感動に感謝したい。
 次回は、2月21日以降、君田温泉に再チャレンジしましょう。そして、もう一度、「はらみちを美術館」に立ち寄ってみたい。M君、道の駅のスタンプ帳を忘れないでね。

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